2026年4月10日
「切らずにたるみを改善したい」「HIFUに興味はあるけれど、痛みが不安」という方に、近年新しい選択肢として注目されているのが高周波RF治療機器のザーフ(XERF)です。
ザーフは、6.78MHzと2MHzという2つの周波数を同時に用いるデュアル周波数モノポーラRFで、真皮から脂肪層まで立体的に加熱し、フェイスラインの引き締めや肌のハリ感アップを目指す次世代のたるみ治療機器です。
SHIROKANE COCO CLINICでも、たるみ・輪郭のもたつき・肌のハリ低下でお悩みの患者様に対して、ザーフを用いた治療を積極的に行っています。
このコラムでは、ザーフの仕組みや特徴、どのような方に向いているか、施術の流れまで、初めての方にも分かりやすく解説します。
ザーフは「デュアル周波数」を搭載した最新モノポーラRF
ザーフ(XERF)は、高周波(Radio Frequency:RF)を利用するたるみ治療機器の一種で、「モノポーラRF」という方式を採用しています。
モノポーラRFは、電極から体内へ高周波エネルギーを流し、身体の別の位置に設置した対極板へ電流を戻すタイプで、広い範囲を深く加熱しやすいのが特徴です。
ザーフの大きな特徴は、以下の2点です。
6.78MHzと2MHzのデュアル周波数(2種類の周波数を同時に照射)
真皮〜脂肪層の線維性隔壁まで、立体的に容積加熱(ボリュームヒーティング)
6.78MHzは主に真皮〜浅い脂肪層、2MHzはより深い脂肪層に働きかけるとされており、2つの周波数を組み合わせることで、皮膚の土台となる層を全体的に引き締めていく設計になっています。
これにより、「表面だけがチリチリする」「深いところに届いている感じがしない」といった従来の高周波治療の物足りなさを補い、たるみ・輪郭・肌質のトータルな改善を目指します。
従来の高周波治療と何が違う?仕組みと特徴
従来のモノポーラRF(サーマクールなど)は、主に6.78MHz前後の単一周波数で真皮〜浅い脂肪層を加熱する設計のものが多く、「引き締め効果は高い一方で痛みが強い」という印象を持たれることも少なくありませんでした。
ザーフは、デュアル周波数に加えて、冷却機構とパルス制御を工夫することで、「しっかり深く温めながら、痛みはできるだけ抑える」というコンセプトで開発されています。
主な特徴をまとめると、次のようになります。
真皮〜脂肪層の線維性隔壁まで立体的に加熱し、リフトアップとボリュームの引き締めを同時に狙える
強力な冷却機構により表皮を保護しつつ、内部だけを効率よく加熱する
独自のパルス設計により、痛みのピークを抑えながらエネルギーを届ける
出力や深さを細かく調整できるため、患者様ごとのたるみ方・脂肪量に合わせてカスタマイズしやすい
その結果、「モノポーラRFならではの引き締め力は欲しいけれど、痛みが心配」という方にも提案しやすい設計になっている点が、ザーフの大きな魅力です。
ザーフでどんなたるみに向いている?適応部位と期待できる効果
ザーフは、顔全体のたるみ・輪郭のもたつきから、部分的なボリュームのだぶつき、毛穴やハリの低下まで、幅広いお悩みに対応できるよう設計されています。
代表的な適応部位・効果のイメージは以下の通りです。
フェイスラインのたるみ・輪郭のぼやけ
口周り(マリオネットライン周辺)のもたつき
二重あご・あご下のボリューム感
ほうれい線の影を目立たせる頬の下垂
頬のたるみ・毛穴の開き・肌のハリ低下
高周波で皮下組織を加熱すると、以下のような変化が起こるとされています。
熱による即時的なコラーゲン収縮 → 施術直後の引き締め感
その後数か月にわたりコラーゲン・エラスチンの再生が進む → ハリ・弾力アップ
脂肪層の線維性隔壁にアプローチ → たるんだボリュームの再配置・引き締め
そのため、「最近フェイスラインがもたついてきた」「二重あごが写真で気になる」「毛穴の開きとたるみが同時に気になる」といったお悩みを、1つの機械でまとめてケアしたい方に向いている治療です。
ザーフ(XERF)の痛みとダウンタイム
たるみ治療を検討される際、多くの方が気にされるのが「どのくらい痛いのか」「仕事に影響しないか」という点です。
ザーフはモノポーラRFのため、しっかりと熱が入るぶん、まったくの無痛ではありませんが、冷却機能とパルス設計により、従来の高周波治療と比べると痛みが抑えられていると感じる方が多い印象です。
一般的には、以下のような体感・経過が報告されています。
施術中:
部位によって「じんわり熱い」「少しピリッとする」感覚
骨に近い部分(フェイスライン・あご周り)は熱感を強く感じやすい
施術直後〜数時間:
軽い赤みやほてり、軽度のむくみ感
多くは数時間〜翌日には落ち着き、当日からメイク可能なことがほとんど
数日〜1週間:
触るとやや熱感・違和感が残る程度(個人差あり)
強い腫れや内出血など、日常生活に大きく影響するダウンタイムは稀で、「仕事や予定の合間に受けたい」「大事なイベントに向けて準備したい」という方にも取り入れやすい治療です。
効果の現れ方と持続期間の目安
ザーフの効果は、「直後の引き締め」と「数か月かけて徐々に現れる変化」の2段階で感じる方が多いです。
施術直後〜数日:
高周波による即時的なコラーゲン収縮により、「フェイスラインがすっきりした気がする」「肌がキュッとした感じがする」と感じる方もいます。
1〜3か月:
コラーゲン・エラスチンの再生が進み、ハリや弾力、毛穴の目立ちにくさなどの変化を実感しやすい期間です。
持続期間:
年齢やたるみの程度、生活習慣にもよりますが、目安として3〜6か月前後の持続を想定し、半年〜1年ごとのメンテナンスを推奨しているクリニックが多くみられます。
SHIROKANE COCO CLINICでは、初回の状態やご希望(「イベント前に一度しっかり引き上げたい」「年単位でコツコツケアしたい」など)に合わせて、最適な施術間隔をご提案いたします。
施術の流れと所要時間の目安
ザーフの施術は、カウンセリングを含めて約60〜90分前後で受けていただけることが多いです。
標準的な流れは以下のようになります。
カウンセリング・診察
お悩みやご希望(フェイスラインをシャープにしたい、ほうれい線を目立たなくしたい等)を伺い、皮膚や脂肪の状態、骨格バランスを診察します。
洗顔・撮影
メイクを落としていただき、施術前の状態を記録するために写真撮影を行います。
照射デザインの決定
たるみ方やボリュームの位置を確認しながら、どの層にどの程度エネルギーを入れるかをデザインします。
ザーフ照射
専用のジェルを塗布し、部位ごとに出力や照射回数を調整しながら照射していきます。
アフターケアのご説明
当日のメイクや入浴、スキンケアの注意点、次回の目安などをお伝えします。
顔全体の場合、照射自体は約30〜60分程度で終了することが多く、忙しい方でもスケジュールに組み込みやすい治療です。
SHIROKANE COCO CLINICでザーフを受けるメリット
SHIROKANE COCO CLINICは、白金高輪駅近くに位置する美容皮膚科クリニックで、たるみ・肌質・輪郭などのエイジングケアを総合的に扱っています。
ザーフを導入している当院ならではのメリットとして、次のような点が挙げられます。
サーマニードル、糸リフト、各種注入治療など、他施術との比較・組み合わせを含めて、医師が最適なプランを提案できる
顔全体のバランスやライフスタイル(仕事のご予定、小さなお子さまがいるかなど)を踏まえ、「今やるべき範囲」と「将来に向けたプラン」を一緒に設計できる
ザーフが初めての方にも、不安や疑問を丁寧に解消しながら、無理のない出力・回数設定でスタートできる
「HIFUは痛くて続かなかった」「糸リフトはまだハードルが高い」という方にも、ザーフは検討しやすい選択肢です。
たるみやフェイスラインのもたつきが気になり始めたら、まずは一度ご相談ください。