2026年4月21日
同じ「ボトックス注射」でも、額・眉間・目尻といった部位によって、仕上がりのイメージや注意点は少しずつ異なります。
白金高輪エリアからも、「額と眉間、どちらを優先した方がいい?」「目尻だけでも変わりますか?」といったご相談をよくいただきます。
この記事では、よくご相談のある3つの部位について、特徴と注意点を美容皮膚科医の視点から解説します。
額のボトックス|横ジワをなだらかに
額の横ジワは、「驚いたとき」「目を見開いたとき」に額の筋肉が強く動くことで刻まれていきます。
ボトックスを額の前頭筋に注入すると、この筋肉の動きを一時的に弱めることで、額のシワをなだらかに整えていくことが期待できます。
ただし、額は「眉の上げ下げ」と深く関わる部位であるため、量や打つ位置の調整がとても重要です。
入れすぎると眉が下がって重く見えたり、まぶたの開きに影響したりする可能性があるため、初回は控えめな設定から様子を見ることをおすすめしています。
眉間のボトックス|怒って見える表情をやわらげる
眉間の縦ジワは、「考え事をしているとき」や「眩しいとき」に無意識に眉を寄せる癖から生まれます。
この部分のシワが強く刻まれていると、実際には怒っていなくても「怖そう」「不機嫌そう」といった印象を与えてしまうことがあります。
眉間ボトックスは、眉を寄せる筋肉(皺眉筋・鼻根筋など)の動きを弱めることで、眉間のシワを和らげる治療です。
とくに30〜40代以降は、表情を作っていないときでも薄く跡が残り始めることが多く、この段階での治療が予防的な意味合いを持つ場合もあります。
一方で、効きすぎると「眉間に力が入れづらい」「表情が変わった気がする」と感じる方もいるため、表情のクセに合わせた細かい調整が大切です。
目尻のボトックス|笑ったときのちりめんジワ対策
目尻のシワは、「笑いジワ」とも呼ばれます。笑うたびに目の周りの筋肉(眼輪筋)が動くことで、細かいちりめんジワが出やすくなります。
ボトックスを目尻周囲に少量注入することで、笑ったときのシワをやわらかくし、目元の印象を明るく見せる効果が期待できます。
ただし、「笑ったときのシワ」には、その方らしさが現れる部分でもあります。
完全に動きを止めてしまうよりも、「シワの深さを少し和らげる」くらいのバランスを好まれる方も多いため、カウンセリングの際にゴールのイメージをしっかり共有することが大切です。
部位ごとのダウンタイムと仕上がりの違い
額・眉間・目尻のどの部位も、注射に伴う赤み・腫れ・内出血のリスクは共通していますが、日常生活への影響の感じ方は部位によって異なります。
額:眉の動きが変わることで、「目の開き」が変化したように感じることがあります。
眉間:怒ったような表情が出にくくなる一方で、「表情を作りづらい」と感じることがあるかもしれません。
目尻:笑い方や笑ったときの目の形が、以前と少し変わったように感じる方もいます。
どの部位も、効果が基本的には一時的であること、時間の経過とともに元の状態に近づいていくことを事前に理解していただくことが大切です。
当院でのデザインの考え方
SHIROKANE COCO CLINICでは、治療前に実際に表情を動かしていただき、額・眉間・目尻のどこにどの程度のシワが出るのか、一緒に確認します。
そのうえで、
どの部位を優先したいか
どの程度シワを残したいか/減らしたいか
不安な点や避けたい変化(例:目が重く見えるのは避けたい など)
を丁寧に伺い、部位ごとの注入量・範囲を決めています。
額・眉間・目尻のボトックスを検討されている方は、「まずはどこから始めるのが良さそうか」を一緒に相談しながら決めていきましょう。
お気軽にご相談にお越しください。